**①ゲームとしての評価**
**評価:★★★★★**
「ガチガチバンド」は、相手のポケモンから受けるワザのダメージを-30するポケモンのどうぐです。
1進化ポケモンに付けると、相手の強力なワザを耐えやすくなるため、非常に強力な効果と言えます。
具体的には、現環境でよく見られる「ギラティナVSTAR」の「ロストインパクト」や「サーナイト」の「アルカナシャイン」などのダメージを、230から200、270から240にまで抑えることができます。
これにより、1進化ポケモンでも相手に大きくダメージを与えられるようになり、戦略の幅が広がります。
また、1進化ポケモンは、多くの場合で2エネでワザを使えるため、エネルギーを節約して戦うこともできます。
そのため、現環境では、多くのデッキで採用されているカードです。
**②ポケモンのゲームとしての歴史**
「ガチガチバンド」のモチーフとなっているポケモンは、初期のゲーム作品から登場している「ゴローニャ」です。
「ゴローニャ」は、重い岩石を背負っているポケモンで、その重さで相手を押しつぶすような攻撃を繰り出します。
「ガチガチバンド」は、その重さや強靭さを象徴するカードと言えるでしょう。
「ゴローニャ」は、初代ポケモンゲーム「ポケットモンスター 赤・緑」から登場し、それ以降のシリーズにも登場しています。
初代では、草タイプのポケモンとして登場し、岩石タイプを覚えることができました。
その後、金・銀・クリスタルでは、鋼タイプが追加され、鋼タイプのポケモンとして登場しました。
また、XYでは、メガシンカが可能になり、メガゴローニャとして登場しました。
メガゴローニャは、HPが200から250にアップし、攻撃力が180から230にアップするなど、大幅に強化されました。
現在は、XYの世代の作品でしか登場していませんが、今後も登場する可能性は十分にあります。
「ガチガチバンド」は、現環境で非常に強力な効果を持つカードであり、ポケモンのゲームとしての歴史も長いカードです。
今後も、様々なデッキで採用され、活躍していくことでしょう。