**①ゲームとしての評価**
**★★★★★**
ディンルーexは、2023年12月2日に発売された拡張パック「シャイニートレジャーex」に収録された、闘タイプのポケモンexです。特性「じゅばくのだいち」は、このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場のダメカンがのっているポケモン(ポケモンexをのぞく)の特性をすべて無効にします。ワザ「ランドスクープ」は、相手のベンチポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる効果です。
このカードの評価は、以下の通りです。
* **特性「じゅばくのだいち」**
この特性は、非常に強力な効果です。特性を無効にされると、ポケモンは本来持っている能力を発揮できなくなります。そのため、この特性によって相手のポケモンの性能を大幅に下げることができます。
特に、相手が「特性によって相手にダメカンをのせる」タイプのデッキを使用している場合、この特性は大きな効果を発揮します。例えば、特性「ふうせん」を持つ「ドーブル」や、特性「ふゆう」を持つ「レシラム&リザードンGX」は、この特性によってその強力な性能を封じ込めることができます。
* **ワザ「ランドスクープ」**
このワザは、1ターンに1回しか使えませんが、相手のベンチポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる効果は、十分に強力です。特に、相手のベンチポケモンにダメカンがすでに乗っている場合、このワザでさらに2個のダメカンをのせることで、相手に大きなダメージを与えることができます。
また、このワザは、特性「じゅばくのだいち」によって、相手の特性を無効にされたポケモンにもダメージを与えることができます。そのため、この特性と組み合わせることで、より強力な効果を発揮することができます。
**②ポケモンのゲームとしての歴史**
ディンルーは、2019年8月3日に発売された拡張パック「ソルガレオ&ルナアーラGX」で初登場した、闘タイプのポケモンです。
初登場当初は、レアリティが「RR(ダブルレア)」で、ワザ「ワイルドボム」と特性「じゅばくのだいち」を持っていました。ワザ「ワイルドボム」は、相手のベンチポケモン1匹に、ダメカンを5個のせる効果で、特性「じゅばくのだいち」は、前述の通り、相手の場のダメカンがのっているポケモン(ポケモンexをのぞく)の特性をすべて無効にする効果です。
当時は、特性「じゅばくのだいち」によって、相手の特性を無効にすることで、相手の強力なポケモンを封じ込められるという点で、高い評価を受けていました。しかし、ワザ「ワイルドボム」のダメージがやや低めだったため、当時の環境においては、そこまで活躍する機会は多くありませんでした。
その後、2022年10月1日に発売された拡張パック「シャイニースターV」で、レアリティが「UR(スーパーレア)」にアップデートされ、ワザ「ランドスクープ」が追加されました。ワザ「ランドスクープ」は、前述の通り、相手のベンチポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる効果で、より強力な効果になりました。
これにより、ディンルーは、特性「じゅばくのだいち」によって、相手の特性を無効にしながら、ワザ「ランドスクープ」で相手のベンチポケモンにダメカンをのせることで、相手に大きなダメージを与えることができるようになりました。そのため、現在では、環境トップクラスの強さを誇るポケモンとして、多くのプレイヤーに使用されています。
ディンルーexは、特性「じゅばくのだいち」とワザ「ランドスクープ」の強力な効果によって、現在の環境において、非常に高い評価を受けているポケモンです。今後も、環境トップクラスのポケモンとして、活躍を続けていくでしょう。