**評価対象カード:虚ろの海**
**評価:★★★★★**
**ゲームとしての評価価値**
虚ろの海は、お互いの特殊状態のポケモンが進化・退化しても特殊状態が回復しない効果を持つスタジアムです。この効果は、特殊状態を駆使したデッキを弱体化させ、戦略の幅を広げる効果があります。
特殊状態は、ポケモンの能力や技を封じ込めたり、ダメージを与えたりと、さまざまな効果があります。特に、相手に特殊状態を付与して戦うデッキは、特殊状態によって相手をコントロールし、有利に試合を進めることができます。
しかし、虚ろの海の登場により、これらのデッキは戦術を大きく変更する必要があります。特殊状態の回復が困難になったため、特殊状態を付与するタイミングや、特殊状態を付与したポケモンを守る方法を工夫する必要が出てくるでしょう。
また、虚ろの海は、特殊状態を利用するポケモンを採用するデッキにとっても、大きなメリットをもたらします。特殊状態を回復できなくなるため、特殊状態を付与されたポケモンが長時間特殊状態に陥り、戦線を離脱するリスクを減らすことができます。
このように、虚ろの海は、特殊状態を駆使したデッキの戦略を大きく変える可能性を秘めたカードです。特殊状態を利用するデッキのプレイングを大きく変える可能性があり、ゲームとしての評価価値は非常に高いといえるでしょう。
**ポケモンとしての歴史**
虚ろの海は、2019年10月11日に発売された拡張パック「超次元の暴獣」に収録されたカードです。ゲームとしては、2019年10月19日から開催されたポケモンカードゲーム公式大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019」から使用可能になりました。
虚ろの海の登場により、特殊状態を駆使したデッキは、戦術を大きく変更する必要に迫られました。その結果、特殊状態を付与するデッキの使用率は減少し、特殊状態を利用するデッキの使用率は増加しました。
虚ろの海は、ポケモンカードのゲーム環境に大きな影響を与えたカードといえるでしょう。