**キテルグマ**

**星4**

**ゲームとしての評価**

キテルグマは、特性「あらかせぎ」とワザ「デンジャラスブロー」を備えた無タイプのポケモンです。

特性「あらかせぎ」は、進化時に1回、山札から3枚を引くことができます。これは、手札の枚数を増やすことで、より多くのカードをプレイできるようになり、戦略の幅を広げることができます。また、キテルグマは進化元のグマノミが、無タイプのポケモンであれば何でもなることができるため、どのようなデッキにも組み込むことができるのも魅力です。

ワザ「デンジャラスブロー」は、相手のバトルポケモンがたねポケモンなら、60ダメージ追加されます。たねポケモンは、進化前のポケモンであり、通常は耐久力が高いため、60ダメージ追加することで、たねポケモンを倒しやすくなります。

ただし、キテルグマのHPは70と低く、耐久力に乏しいため、相手の攻撃に耐え切れずに倒されてしまうリスクがあります。また、ワザ「デンジャラスブロー」は、相手のバトルポケモンがたねポケモンでなければ、60ダメージしか出ないため、たねポケモン以外のポケモンに対しては、十分なダメージを与えることができません。

このように、キテルグマは、特性「あらかせぎ」による手札の増加と、ワザ「デンジャラスブロー」によるたねポケモンへの攻撃が魅力のポケモンです。しかし、HPの低さと、ワザ「デンジャラスブロー」の制約により、デッキの構築や相手の動きを十分に考慮して使用する必要があります。

**ゲームとしての歴史**

キテルグマは、2016年に発売されたポケモンカードゲームの拡張パック「超次元の暴獣」で初登場しました。

ゲーム本編では、2014年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「ポケットモンスター サン・ムーン」で初登場しました。キテルグマは、オレゴン地方の草原地帯に生息するポケモンで、木の枝や葉っぱを身にまとい、獲物に近づきます。