**①ゲームとしての評価**

評価対象は、フーパ（カード番号：023、パック番号：XY11）です。このカードは、いじげんパンチとシンクホールの2つのワザを持ちます。

いじげんパンチは、相手のポケモンを2匹選び、それぞれに20ダメージを与えるワザです。弱点・抵抗力を計算しないため、どのポケモンにも安定したダメージを与えることができます。また、ベンチにもダメージを与えられるため、2匹のベンチポケモンを倒すことで、相手の戦略を大きく狂わせることができます。

シンクホールは、130ダメージを与えるワザです。しかし、次の自分の番、このポケモンは「シンクホール」が使えません。そのため、相手のポケモンのHPを大きく削りたいときに使用します。

これらのワザを考慮すると、このカードのゲームとしての評価は、**★★★★☆**とします。

いじげんパンチは、2匹のポケモンにダメージを与えられるため、相手に大きなダメージを与えることができます。また、ベンチにもダメージを与えられるため、相手に対策を強いることができます。シンクホールは、130ダメージという高いダメージを与えられるため、相手のポケモンを倒しやすいです。

ただし、シンクホールは次の自分の番、このポケモンは「シンクホール」が使えないため、連続して使用することはできません。また、フーパはHPが低いため、戦闘で倒されやすいという弱点もあります。

これらの点を踏まえると、このカードは、いじげんパンチとシンクホールの2つのワザで、相手に大きなダメージを与えることができるため、ゲームとしての評価は高いと言えます。

**②ポケモンのゲームとしての歴史**

フーパは、ポケットモンスターXYの劇場版「光輪の超魔神 フーパ」に登場する幻のポケモンです。劇中では、フーパが封印していた伝説のポケモンたちが暴れ出し、サトシたちがフーパと協力してその暴走を止めるというストーリーが描かれました。

フーパは、2014年10月に発売された拡張パック「XY11 エメラルドブレイク」で初登場しました。当時は、いじげんパンチとシンクホールの2つのワザを持ち、ゲームでも活躍しました。

その後、フーパはさまざまなカードで登場しています。2022年7月には、フーパの進化形である「フーパ・クロスオーバー」が、ポケモンカードゲームソード・シールドの拡張パック「スターバース」で登場しました。フーパ・クロスオーバーは、フーパに比べてHPや攻撃力が向上しており、ゲームでもより強力なポケモンとなっています。