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**ゲームとしての評価**

バンギラス（XY10 043）は、悪属性のV進化ポケモンです。特性「いかりのほうこう」は、進化時にトラッシュから相手がサイドをとった枚数分の悪エネをつける効果です。ワザ「ダークマウンテン」は、150ダメージを与え、さらに自分の山札の上から2枚をトラッシュすることで、その中のサポートの枚数×50ダメージを追加する効果です。

このカードのゲームとしての評価は、**★★★★★**（5つ星）です。

**理由**

・特性「いかりのほうこう」は、相手のサイド状況に応じて最大6枚の悪エネをつける効果です。これは、悪エネの要求値が低い「ダークマウンテン」のワザと相性が良く、序盤から大ダメージを与えることができます。

・ワザ「ダークマウンテン」は、150ダメージに加え、サポートの枚数×50ダメージを追加する効果です。サポートは、ポケモンの弱点を突いたり、エネルギーを加速したり、様々な効果をもたらす強力なカードです。この効果により、相手にサポートを使わせることで、相手の動きを制限することができます。

・両方の特性とワザは、相手に大きなプレッシャーをかけることができます。そのため、デッキ構築次第では、環境トップレベルの強さを発揮することができるポケモンです。

**ポケモンのゲームとしての歴史**

バンギラスは、第4世代で初登場したポケモンです。第4世代では、ポケモンバトルのシステムが変更され、ポケモンのタイプによる相性が導入されました。バンギラスは、じめん、くさ、ドラゴン、ひこうタイプに強い悪タイプのポケモンです。そのため、第4世代では、多くのデッキで採用されていました。

第5世代では、ポケモンの特性「ふうせん」が登場しました。ふうせんは、相手がワザを撃ったとき、エネルギーが1個減る効果です。バンギラスは、特性「いかりのほうこう」でエネルギーをトラッシュするため、ふうせんの効果を受けません。そのため、第5世代でも、多くのデッキで採用されていました。

第6世代以降も、バンギラスは多くのデッキで採用されています。特に、第7世代では、悪タイプに強いポケモンが減少したことで、バンギラスの活躍の場が増えました。