**①ゲームとしての評価価値**

バリヤード（XY5）のゲームとしての評価価値は、**★★★★★（5つ星）**と評価します。

バリヤードは、特性「ものまねバリア」とワザ「トリック」を持ちます。

特性「ものまねバリア」は、このポケモンと相手のバトルポケモンについているエネルギーの数が同じなら、このポケモンは、相手のポケモンからワザのダメージを受けないというもの。

ワザ「トリック」は、自分または相手の場のポケモンについている「ポケモンのどうぐ」を1枚選び、選んだ側の場のポケモンにつけ替えるもの。

この特性とワザは、どちらもポケモンカードのゲームにおいて非常に強力です。

特性「ものまねバリア」は、相手のワザを完全に無効化できるため、相手の攻撃を大きく受けにくくすることができます。

ワザ「トリック」は、相手の「ポケモンのどうぐ」を自分のポケモンにつけ替えることができるため、相手の攻撃力を下げたり、自分のポケモンの能力を強化したりすることができます。

特に、特性「ものまねバリア」は、当時の環境で非常に強力なデッキであった「ドンカラスGX」や「ルガルガンGX」などの攻撃を完全に無効化できるため、環境に大きな影響を与えました。

また、ワザ「トリック」は、多くの「ポケモンのどうぐ」を無効化できるため、相手の戦略を大きく崩すことができます。

そのため、バリヤードは、当時の環境において非常に強力なポケモンとして活躍しました。

**②ゲームとしての歴史**

バリヤードは、ポケモンカードゲームの第1弾である「ポケモンカードゲーム」で初登場しました。

当時のバリヤードは、特性「ものまねバリア」とワザ「サイコパワー」を持っており、特性「ものまねバリア」は、相手のワザを受けたとき、自分のHPを50回復するという効果でした。

この特性は、当時の環境で非常に強力なポケモンであった「ミュウツーGX」や「ミュウツー」などの攻撃をある程度受け止めることができるため、環境に大きな影響を与えました。

また、ワザ「サイコパワー」は、相手のバトルポケモンに10ダメージを与えるというものでした。

このワザは、当時の環境で非常に弱体化していたサイコタイプの攻撃力をある程度回復することができたため、サイコタイプのデッキの強化に貢献しました。

その後、バリヤードは、第7弾「ポケモンカードゲーム サン＆ムーン」で再登場しました。

このときのバリヤードは、特性「ものまねバリア」とワザ「トリック」を持ち、現在のバリヤードと同じ仕様になりました。

このバリヤードは、当時の環境で非常に強力なポケモンとして活躍し、環境に大きな影響を与えました。