**①評価対象のカードのゲームとしての評価価値**
評価項目 |
評価 |
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**汎用性** |
★★★★★ |
**強さ** |
★★★★☆ |
**安定性** |
★★★★☆ |
**コストパフォーマンス** |
★★★★☆ |
**汎用性**
特性「イキリテイク」は、自分の手札をすべてトラッシュして、山札から6枚を引くことができる。この効果は、デッキの回転率を高め、必要なカードを引き込むのに非常に有効である。そのため、多くのデッキで採用される汎用性の高いカードである。
**強さ**
特性「イキリテイク」によるドロー効果は、デッキの安定感を高めるだけでなく、攻撃力アップやエネルギー加速などの効果を持つカードを積極的に採用しやすくなる。そのため、デッキの火力や展開力を高めることができる。
**安定性**
特性「イキリテイク」は、場に出たターンから使用できるため、手札が悪い状況でもデッキを回転させることができる。また、ワザ「きあいをいれる」でエネルギーをつける手段を持っているため、安定したダメージを与えることができる。
**コストパフォーマンス**
特性「イキリテイク」は、最初の自分の番にしか使用できないという制限はあるものの、その効果は非常に強力である。そのため、コストパフォーマンスは高いカードである。
**総合評価**
以上のことから、イキリンコexは、汎用性、強さ、安定性、コストパフォーマンスのいずれにおいても高い評価を与えることができるカードである。
**②評価対象のカードのポケモンのゲームとしての歴史**
イキリンコは、2012年発売の「拡張パック ダークライGX」で初登場したポケモンである。当時は、特性「エネチェンジ」によって、手札のエネルギーを他のポケモンにつけ替えるサポート役として活躍していた。
その後、2019年発売の「拡張パック タッグボルト」で、特性「イキリテイク」を持つイキリンコexが登場した。この特性は、手札をすべてトラッシュして、山札から6枚を引くことができるという、非常に強力な効果である。そのため、イキリンコexは、さまざまなデッキで採用されるようになった。
2023年発売の「拡張パック スノーハザード」では、ワザ「きあいをいれる」を持つイキリンコexが登場した。このワザは、自分のトラッシュから基本エネルギーを2枚まで選び、ベンチポケモン1匹につけるという効果である。そのため、イキリンコexは、より強力なダメージを与えたり、エネルギー加速をしたりできるようになった。
このように、イキリンコは、登場から10年以上にわたって、ポケモンカードゲームのゲームシーンで活躍し続けているポケモンである。