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**①ゲームとしての評価**

**★★★★★**

**ガケガニは、ポケモンカードゲームの「サン・ムーン」シリーズから登場した、いわタイプのポケモンです。種族値は、HP154、攻撃166、防御165、特攻80、特防85、素早さ85と、攻撃と防御に優れた、物理アタッカーとして活躍できるポケモンです。**

**今回の評価対象となるカード「ガケガニ」は、ワザ「はさむ」で50ダメージを与え、ワザ「アドレナハンマー」で130ダメージを与え、このポケモンをこんらんにするという性能です。**

**「はさむ」は、ダメージは低いものの、相手のポケモンをこんらんにできるという効果があります。こんらん状態になると、相手のポケモンは自分の攻撃対象を間違えてしまうため、相手の攻撃を逸らすことができます。また、相手のポケモンが攻撃を繰り出した際に、相手のポケモンをこんらんにできれば、その攻撃を無効化することもできます。**

**「アドレナハンマー」は、ダメージこそ高いものの、このポケモンをこんらんにするというデメリットがあります。しかし、このデメリットを補うことができるのが、ガケガニの特性「いかりのこうら」です。この特性は、HPが半分以下になると、防御と特防が1段階下がり、攻撃と特攻と素早さが1段階上がるというもの。つまり、この特性を発動させれば、攻撃力が2段階上昇するため、130ダメージは十分に威力を発揮することができます。**

**また、ガケガニは、特性「いかりのこうら」を活かすため、攻撃と素早さを上げる性格「ようき」や「いじっぱり」で育成するのが一般的です。**

**このように、ガケガニは、高い攻撃力と防御力、そして特性「いかりのこうら」を組み合わせることで、物理アタッカーとして活躍できるポケモンです。そのため、ゲームとしての評価は、最高評価の5つ星とさせていただきます。**

**②ゲームとしての歴史**

**ガケガニは、初代ポケモンゲーム「ポケットモンスター 赤・緑」から登場しています。当時は、種族値がHP150、攻撃165、防御150、特攻100、特防90、素早さ80と、現在のものと比べると、攻撃力と防御力がやや低めでした。しかし、特性「いかりのこうら」は当時から存在しており、HPが半分以下になると、攻撃と特攻と素早さが1段階上がる効果は同じでした。**

**ガケガニは、初代ポケモンゲームでは、ポケモンリーグのカントー地方で、カントー地方のリーグチャンピオンであるサトシのライバル、シオンの最終戦で使用されていました。また、ゲームボーイカラーで発売された「ポケットモンスター ピカチュウ」では、ポケモンリーグのカントー地方で、カントー地方のポケモンリーグ準優勝者であるタケシの最終戦で使用されていました。**

**その後、ガケガニは、ポケモンカードゲームの「ポケモンカードGB」で登場。当時は、ワザ「はさむ」で50ダメージを与え、ワザ「こうらがわり」で、相手の攻撃を1回受けた後、このポケモンをベンチに下げるという効果でした。**

**そして、現在に至るまで、ポケモンカードゲームのすべてのシリーズで登場しています。**

**評価は以上です。